全国のサラリーマンに今一番影響を与えているサラリーマンと言っても過言ではないmotoさん。彼が以前voicyで語っていた「転職で評価される要素」はどんな立場の人でもぜひとも知っておきたい。
motoさんとはどんな人物か

以前僕はサウザーさんを紹介しました。Voicyという無料のラジオアプリで人気のパーソナリティです。motoさんもまたVoicyで人気に火が付き、現在Twitterのフォロワーが6万人OVERという猛者です。
motoさんは年収240万の地方ホームセンター勤務から、転職を四度繰り返し年収を1,000万まで上げ、さらに自身の経験を基に転職の考え方を発信し4,000万の副業収入を稼ぐまさに「次世代型サラリーマン」です。
彼のVoicyでは転職術や市場価値について、なぜ副業収入4,000万でもサラリーマンをやめないのかについてなど無料で話を聴けるのでおすすめです。
Voicyの中でも特に印象に残っているのが「#9 転職で評価される能力とは」です。彼の転職活動の経験で、特に年収800万以上になると必ず求められる要素というのが以下の5つになります。
彼の提唱する転職で評価される5つの要素
①論理的思考力
②構造的に物事を捉える力
③物事を俯瞰して見て問題を分析する力
④問題に対し仮説を立てて誰にでもわかりやすく説明できる力
⑤これらを実行しながら組織のマネジメントをした経験
この5つの要素を挙げています。転職に限らずすべての物事において持つべき能力であると、大学生の僕ながらも思いました。
5つの要素は段階的につながっている
これら①~⑤の要素はバラバラなものではなく段階的に身に着けていくべき力と感じました。
まずは論理的思考力(①)。自分の感情や先入観をできるだけ排除し論理的に考えることにより、物事の構造が見えてくる(②)。構造を捉えられると、次は構造を俯瞰して見ることで問題の本質が見えてくる(③)。問題点が浮き彫りになるとそれに対し仮説を立て、相手が理解できるように説明する(④)。そして自分だけでなく組織・チームとしてこれらをマネジメントしていく(⑤)。
おそらくmotoさんはホームセンター勤務のときも論理的思考力や構造的に物事を捉える力を鍛えていたからこそこれだけステップアップしていけたのだと思います。
改善する余地のあるものの基本となる考え方
仕事やキャリアアップの観点でこれらの能力が大切なのは言うまでもありませんが、例えば野球部の方にも役立つ能力ではないかと思います。
自分のバッティングフォームや得意な球種、苦手な球種、外角・内角が苦手なのか等々をつぶさに分析し、改善点をいくつか洗い出す。場合によっては友達に説明し練習を手伝ってもらう。試合で試してフィードバックを得る。ゆくゆくはチームプレー全体を観察し改善点を探る。
このような感じで今行っていることをよりステップアップさせるための基本的な考え方が5つの要素に当てはまると思います。(野球未経験なので例えとして適切じゃなかったらすいません。笑)
motoさんに興味を持った方は本もチェック
motoさんは最近本も出版されました。その名も「転職と副業のかけ算」。VoicyやTwitterで普段お話されている内容をさらに深堀りして語られており、motoさんがどのようにしてキャリアを歩んだのか、当時何を考え何を意識して仕事に取り組んでいたのかも知ることが出来ます。
Amazonランキングで一位を獲得した本でもあり、サラリーマンの方はもちろん学生にもおすすめの一冊です。