自分語り

肺気胸の手術で入院した話②【手術前後の流れ】

気胸入院サムネ

前回の記事に引き続き気胸手術の体験記を書いています。入院~退院、そして現在の状況まで。気胸手術についてよく分からない方の不安を少しでも解消できれば幸いです。

入院当日(手術前日)

手術の説明

そして入院の日が来ました。痛みが治まってからは旅行気分で少し楽しみだったのですが、いざその日が来ると緊張しました。

この日は改めてX線を撮ったうえでお医者さんから直接手術の詳しい説明を受けました。
先述の通り穴は塞がってたのでどこが空いてたのか完璧には特定できず「たぶんこの辺にブラがあるのでここをふさぎます」と言われて「ほんとにそこ?あってる??」と少し不安になりましたが向こうもプロですから信じることに。笑
その他、麻酔科の先生や薬剤師の方などが病室の方まで来てそれぞれの役割について説明していただきました。

病室について

病室は4人一部屋でカーテンで仕切られてました。同室の方でも顔を合わせるのはトイレ・歯磨き等ですれ違う時だけでとくに交流はありませんでした。年齢もバラバラ。

各人のスペースに冷蔵庫とテレビがついていました。普通に過ごしやすかったですが、仕切りはカーテンだけなので音は自分も向こうもダダ漏れですしあまり長居はしたくないなという印象でした。僕が神経質というのもあります。

手術当日

術前

手術当日、僕は朝一の10時からの手術でした。”ティージーパンツ”という紙オムツのようなものを履き、手術用のガウンに着替えます。
ちなみに手術前日の21時以降は食事禁止、23時以降は水を飲むのもダメでした。胃の中に何かあると手術中、無意識に吐いてしまい気道に逆流すると肺炎になる恐れがあるためです。

そして手術室へ車いすで運ばれ、手術台で手の甲に点滴のようなもので麻酔を流されます。これがいわゆる全身麻酔です。人生初。
抵抗してやろうという気持ちがありましたが「もうダメ...」と思う間もなく意識が飛び、気づいたら病室にいました。

術後

術後はHCU(高度治療室)で口にも尿道にも管が通ってるという話を聞いていたのですが、実際は元の病室に戻り管は上も下もありませんでした。手術が順調にいってくれたんですかね。
それと背中にも穴をあけて硬膜外麻酔というものを入れるとも聞いていたのですがそれもありませんでした。だいぶラッキーでしたが次やるときがちょっと怖い...

術部には管が

手術した部分には管が通っていました。結構太くて血が管に漏れてるのでビビります。さらに管は一本ではなく電極みたいなのがちょろちょろついていてこれがトイレに行くときなどに邪魔になります。

体の痛みと空腹

全身麻酔が抜けてきて意識が戻ってくるとだんだん体の痛みに気づきます。点滴で麻酔を入れてもらえますが効果が出るまでに少し時間がかかるのでそこは我慢です。
これとは別に、ずっと寝ているのでベッドに当たってる部位が痛くなってきます。これも地味にキツい。

それともう一つ。手術前日の夜から何も口にしてないのでお腹もすいてきます。
食事の許可が出たのは手術翌日の昼食だったので約36時間くらい何も食べられない状況でした。見舞いに来てくれた親がベッド横でチョコをパクパク食べてたのは少しイラっとしました。笑

トイレが大変

トイレも一苦労です。点滴をしてるため体の水分が多くなるのでいつもより尿が溜まってきます。最初は尿瓶で寝たまま尿を出そうとするのですが、出ない。人間よく出来ててどんなに排尿したくても寝たままだと出ません。

なので支えてもらって歩いてトイレに行きました。しかし術後に歩くと残留している全身麻酔が体に巡って吐きそうになります。気を付けましょう。
トイレまでは歩いて10歩ほどでしたがその後は車いすでトイレまで運んでもらいました。

手術翌日~退院

手術翌日

午前中に術部の管を抜いて針を縫ってもらいました。少しチクッとしますがそこまで痛くありません。その後、薬剤師の方から内服薬の痛み止めをもらいました。

そして念願の食事へ。ただのソバでしたがめちゃくちゃ美味しく感じました。午後になるとリハビリを兼ねて歩いてX線などの検査を受けに行きます。
そうなんです、翌日にはもう歩けるようになってま。まあ痛み止めでごまかしてますし、歩くと言ってもゆ~っくりですが。

手術二日後

晴れて退院です。午前中には荷物をまとめ軽く挨拶をして出ていきました。
まだ痛みはあって日常生活も十分にできるわけではありませんが、手術で体力が落ちてるため普通の生活に戻ることで逆に治りが早くなるそうです。僕が早く退院したいと言ったことも関係しているでしょう。

術後一週間~現在

退院してからも一週間くらいは痛み止めを飲んでいても痛いです。腕を上げるのがつらく、シャワーや着替えがしにくかったです。まだ入院しておけば...と思ったことも。
二週間ほど経つとだいぶマシになってきます。

そして現在、この記事を書いている時点で手術から約五か月経っています。今でもたまに胸に違和感を覚えることがあります。
可能性としては恐らく二つで
①手術中に肋間神経が傷ついたことによる痛み
②肺の別の箇所にブラができ、再び気胸に...

①、気胸の手術を受けた人の多くがなり、長いと一年以上痛みが続くそうです。
②、手術した所とは違う部分で穴が開いて気胸になってしまっている可能性です。体質的に気胸になりやすい人は何度もなるらしい...

まとめ

なんか胸に違和感が...という人や医者に気胸と言われた!という人の参考になれば幸いです。
必要以上に怖がらせてしまったかもしれませんが笑、誰が悪いわけでもなくなってしまったものは仕方がないですからしっかり手術して治してもらいましょう。

大学生の方はサボらず健康診断を、社会人の方も人間ドックや検査をしっかり受けて早期発見しましょう。まだ若いから平気平気と思っているあなた!僕もそう思っていたのです...

ABOUT ME
ぞうきん
当サイト「三流.com」を書いているぞうきんと申します。 現在大学四年生でブログ歴は2年です。 初心者に向けたブログ関連の情報やライフハック、自分の経験をもとにした記事を書いています。